2010年 秋

筑波山

羽鳥道から男体山

2010/11/21

昼食の為に休憩した落ち葉に覆われた渓流


昨日、湯袋道を歩いて、気持ちの良い思いをした。明日も天気は良さそうなので二日連続で筑波山を計画した。選んだのは羽鳥道。この道も数年前に敦子と歩いた道だ。
羽鳥道は麓の水田地帯から歩き始めると標高差820mとなり、筑波山でも最も高低差のとれるコースのひとつである。

11月21日(日)晴れのち時々曇り

6時半に自宅を出る。8時少し前に羽鳥十字路に到着。十字路にはコンビニがあるが、ここの駐車場に車を止めると顰蹙をかいそうだ。50mほど離れたところに路肩が幅広くなっているところがあり、そこへ止める。
まずは羽鳥の集落へと向かう。緩やかな舗装路は蛇行しながら筑波山の裾野を登っていく。羽鳥の集落の中を進む。古い薬師堂や石碑など文化財の豊富な村だ。こういった里山を歩くことができるのも羽鳥道の魅力だ。
羽鳥集落の先で、蛇行する舗装路を縫うようにして羽鳥道が整備されている。昨日、蕎麦を食した「来楽庵」の前を通り過ぎる。地元有志による標識が要所にたてられおり助かる。今週は標高300mから500m周辺が紅葉しており黄色く彩られた森の中をゆっくり登っていく。
道が「男の川」の流れを左に見るようになるあたりで河原に下りて昼食。
落ち葉の絨毯で見事である。
そこへ銀マットを敷いて、私たちのレストランの開業だ。
昨日たべた鍋焼きうどんがあまりにも美味しかったので、今日も鍋焼きうどんを用意してきた。近くのスパーマーケットで99円で購入した温泉卵4個入りパックを、割れないようにザックの雨蓋に入れてきた。だしの具合も最高で今日もとても美味しかった。
男の川橋から大滝不動を左に見ながら山道へと入る。この道は「男の川道」と呼ばれるもので、春にはニリンソウの咲き乱れる私の大好きな道のひとつである。杉の植林地帯を突っ切って、雑木林に入ってから傾斜の増した沢沿いの道を行く。延命水でのどを潤し、更に登っていく。
やがて道は斜度を緩め、尾根の背に出て、薬王院からの椎尾道と合流する。この椎尾道も「関東ふれあいの道」として整備されており歩きやすく、しかも標高差を大きくとることのできる良い道だ。
椎尾道と合流してから間もなく舗装された筑波山自然研究路へ到着。右折してコンクリートの石段を登っていく。標高は700mから800m前後。すでに紅葉は終わっており、冬木立の風情であるが、温かい日差しが心と体をぬくめてくれるようだ。
男体山の山頂を踏んで、御幸平へ降りる。
下山はユースホステル跡へ下って、男の川橋からは「羽鳥道」を戻った。
車まで戻ってから、再び「来楽庵」で蕎麦を食べ、幸せな週末を締めくくった。

来週土日は田部井君など山歩きの好きな勤務先の同僚たちに妻を加えて、天気が良ければ丹沢表尾根から塔ノ岳へ登り尊仏山荘で夜景を楽しむ計画だ。妻もようやく一時間当たり標高差400mを登れるようになったので、なんとかついていくことができるだろう。


羽鳥十字路 08:16
来楽庵 08:43
朝食&昼食 09:18-10:00
男の川橋 10:15
延命水 10:49
男体山 11:30-35
御幸平 11:46-49
ユースホステル跡 12:09
男の川橋 12:24
来楽庵 12:54
羽鳥十字路 13:15



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