稜線直下
長女敦子は勉強が忙しく、9月一杯は山へは行けないという。
9月最終日の土曜であればいけるとのこと。どこへ行こうかと考えた結果、先週に引き続いて井戸沢をチョイス。
井戸沢は何度登っても楽しい。敦子にとって10代最後の山が上ノ廊下から赤木沢への継続で、20代最初の山が井戸沢ということになった。
天気予報では、栃木県は終日曇りで午後から雨。朝、5時30分に四街道の自宅を出て、入渓地点である湯川橋を10時22分に出発する。天気予報は外れて、秋空に。
F2は当然ながらロープを出して敦子をビレイする。
先週はまだ紅葉の兆しが見えなかった上流部であったが、色付き始めた潅木が笹原の中に目立つような季節になっていた。
もうすでに秋である。
登りついた稜線には人影もなく、流石山の頂上で大休止。
大峠への道をたどりながら、敦子に会津中街道と戊辰戦争の話をする。
下降路は「中ノ沢」を選択。中盤からナメが続き、美しい。
中ノ沢自体を登路にして、どこかへ行くのも素敵だろう。大峠へ出て会津へ行っても良いし、三斗小屋温泉でゆっくり温泉に入っても良い。
三斗小屋宿10：17
湯川橋 10：22
井戸沢出合 10：23
F1 10：42
F2下 10：47
F2上 11：05
二股 11：53--12：11
稜線 13：32
流石山 13：42--13：49
大峠 14：21--14：26
峠沢下降開始地点 14：54--15：09
湯川橋 16：07
 F1 |
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