2005年冬

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足尾山塊 松木川

男のキャンプとアイスクライミング

2005/1/22-23

年明けから寒気団が列島をおおい、久しぶりに雪の多い冬となった。昨年地震で被災した新潟は深い雪で大変である。
1月から2月は尾崎さんや西村さんにアイスに連れて行ってもらうのが一番楽しい。昨年同様一緒に行くことにしよう。
手始めは一泊二日で焚き火&アイスという趣向。この焚き火を囲んでの宴会を「男のキャンプ」と銘打ったらしい。

1月22日 快晴

先発隊は朝早くから行っているが、後発隊と合流することにする。
午後3時。銅親水公園の電動ゲート前で後発隊の中西さん、石田さんと待ち合わせる。
アダブカタブラー。
風が強くて寒い。最終ゲート近辺をベースキャンプとして店を広げる。先発隊は風の強さとラッセルに難渋し黒沢で遊ぶのが精一杯だったという。
焚き火場所は100mほど下った河原らしい。もう日が暮れて寒さが身にしみる。荷物を運ぶ。
焚き火奉行の西村さんが火を起こし太い流木を燃やす。おでんやら焼き物などが次々と振舞われる。しかしながら気温はすでに氷点下10℃。焚き火に面しているところは暖かいのだが背中はゾクゾク。ビールも凍って飲めやしない。
月が煌々と照って雪景色を青白く浮かび上がらせている。ブルーシートをかぶって寒さをしのぐが、焚き火が弱くとても寒い。
寒さに耐えかねてテントに戻るというと石田さんがウイスキーを手渡してくれた。
ありがたや、テントの中でちびちび飲むことにしよう。
遅くなって中西さんと石田さんが戻ってきてあらためて飲みなおす。ということで深夜まで飲んだ。

1月23日 快晴

本日は導水管に行くということは昨夜のうちから決まっていた。本来はウメコバ沢あたりまで行く予定だったのだが、昨日の気象条件ではやめたほうが無難ということになったらしい。
導水管へ移動。
今日は二次隊として谷川さんと上田さん和田さんがやってくる予定だが、彼らはてっきりウメコバに行っていると思っていることだろう。入山してくる彼らをどこかで捕まえなければならない。
導水管へ行ってみると宇都宮勤労者山の会の安藤さんと田村さんと栗崎さんが先着。トップロープを借りたりして遊ぶ。昨年よりも氷の発達が悪い。
わざとハングを登ったりして遊ぶ。
そうこうしているうちに谷川さん、上田さん、和田さんがやってきた。私達が下の林道を通過しているときに偶然にも上の林道を谷川さんたちが通ったらしい。おかげでウメコバ沢近くまでスニーカーで歩いたという。たいへん気の毒なことをさせてしまったようだ。
早々に導水管を切り上げて銅親水公園の電動ゲート前まで戻り、谷川さんが作ってくれたおでんをみんなで食べる。
私が子供の頃、ニコヨンというのがあったが、ニコヨンの炊き出しのような風情である。しかしうまいな。
食後はみんなでヤシオの湯へ。気持ちのよい温泉にあごまでつかり疲れをとる。湯から上がって正嗣の餃子を食して家路に着いた。
なお、石田さんから壬生に「つるや」というラーメン屋があって旨い!との情報があった。いずれ行ってみよう。

石田さんのHPに楽しい記録が掲載されているのでご参照あれ。